藤が丘の小さなパン屋「BAKERY ABE」はオープンと同時に売り切れちゃう人気店!

横浜市青葉区は、おいしいパン屋さんが多く点在しています。中でも藤が丘・青葉台エリアは多くのパン屋さんが軒を連ねる激戦区。私を含め住民もパン好きな方が多いはず。
そんなパン好きの住民たちが「もえぎ野公園近くにかわいいパン屋さんができた!」とざわついたのが、2016年春のことでした。

今回ご紹介するのは、藤が丘駅から徒歩約7分。もえぎ野公園の向かいにちょこんとたたずむパン屋さん「BAKERY ABE(ベーカリーアベ)」です。

忙しい朝にもうれしい午前7時半オープン!

ベーカリーアベの開店時間は朝7時半。他のパン屋さんに比べて少し早めです。
早朝からオープンにも関わらず、開店と同時にパーッと売り切れてしまう超人気店。

今回は、次の焼き上がりラッシュを狙って取材させていただきました。ゆっくりパンを選びたい方は、開店直後よりも9~10時頃の来店がおすすめですよ。

扉を開くと同時に、パンのかおりがふわりとお出迎えしてくれます。コンパクトでかわいらしい店内です。
「いらっしゃいませ!」にこやかな奥さまの声と、店の奥から聞こえるご主人の力強い声に出迎えられます。

早朝に売り切れてしまったパンが新たに焼き上がり、再び陳列されていきます。

たくさんのパンが並ぶ小さな店内

コンパクトなお店ながら、陳列されているパンの種類は豊富です。

お店の名前がついた「アベドッグ」。

お酒にも合いそうな「枝豆とゴーダチーズのリュスティック」。

ごまたっぷりの「フランスあんぱん」と「オリビエ」は、午前中の時点ですでに残りわずかです!

商品ポップに“ザクザク生地”と書かれた「チョコとマカダミアナッツのスコーン」。

つやつやのナッツがおいしそうな「キャラメルナッツスティック」。ナッツ好きなら見逃せません。

「パン・ド・ミ」はフランス語で“中身のパン”という意味をもち、パンの耳より中の部分が主役の食パンです。余計なものは加えていない素材の味を楽しめます。

入口正面のショーケースには「カスクルート」の商品ポップが並びます。カスクルートとは、フランス語で“軽食”などを意味するそうで、バゲットのサンドウィッチのことです。
こちらでは、なんと注文が入ってから作ってくださるとのこと!購入を希望される際は、早めにお願いした方がよさそうですね。

フランスパンにデニッシュ。BAKERY ABEのおすすめ

どれを食べてもおいしいベーカリーアベのこだわりの詰まったパン。その中でも、特におススメ&お客さんに人気のパンを紹介していきます。

ベーカリーアベを訪れたら、絶対一度は食べてほしいのが、「バゲット」や「バタール」などのフランスパン!
ご主人はフランスパンで有名な「ビゴの店」でパン職人をされていた経歴を持ち、本場フランスの味を楽しめる逸品なんです。

こちらは、お店の奥さまもお気に入りの定番商品「玉ねぎとツナのデニッシュ」。
私のまわりでも、こちらがお気に入りという人がいるほどで、あっという間に売り切れてしまう人気のお総菜パンです。

こちらも定番商品かつ人気の高い「ショーソン・オ・ポム」。アップルパイです!
アップルパイはお店ごとに個性がはっきりと出るので、ぜひ味わってみてください。

そしてこちらの「コルネ」も大人気!

中のクリームは会計時に詰めてくれるので、デニッシュのサクサク食感がしっかり楽しめます。しかもクリームの量は惜しげもなくみっちり入れてくれるもうれしいポイント。
ちなみに中のクリームは季節ごとに変わります。取材時は爽やかな夏を感じるレモン味でした。

目指せコンプリート!日替わりパン

ベーカリーアベでは、日替わりパンも大人気です。
お店がオープンしたての頃、たくさんのお客さんに来てほしいという気持ちで始めたアイデアだそうですが、いまではすっかり定着していますね♪

火曜日:レーズン食パン
水曜日:レーズン食パン
木曜日:モカパン
金曜日:ライ麦食パン
土曜日:レーズン食パン
日曜日:大納言食パン

これらは10時ごろ焼き上がりの予定です。一番人気はレーズンパンとのことですが、すべてコンプリートしたいところ。

実食!購入したパンをご紹介

今回は、おススメと定番、日替わりパンからいくつかを購入しました!

まずは、ベーカリーアベの顔といっても過言ではない、フランスパン「バタール15」。
外はパリパリで歯ごたえしっかり、香り豊かでシンプルな味わい。ハムやチョコを乗せて、スープと一緒に……アレンジが楽しい万能パンです。

つづいて「玉ねぎとツナのデニッシュ」。
これを半分に切ってみると……

大きな輪切りの玉ねぎがそのまま入ってるんです!
焼かれてなおシャキシャキのみずみずしさ、甘みもしっかり。ツナとの相性バツグンです。

こちらは、個人的に絶対外せない「ショーソン・オ・ポム」。こんがりとした焼き色とつやつやの見た目に心奪われます。
何層にも折り重なった生地がフワッと膨らんでいます。

自家製のりんごのコンポートは酸味が強め。
サクっとしたパイを頬張ると、優しいシナモンの香りとバターのコク、甘酸っぱいリンゴの風味が口から鼻へと広がります。止まりません。

木曜日の日替わりパン「モカパン」。
てっぺんはうっすらクッキー生地のようになっています。かぶりつくとほんのりコーヒーの香りがして、どこをかじってもとろりとしたチョコに出会えますよ。

最後に夏季限定の「シャインマスカットのデニッシュ」と「レモンクリームコルネ」。
マスカットデニッシュは、中までクリームたっぷり。
ザクッ!と小気味良い歯ごたえと一緒に口に広がる濃厚な甘みと、ほんのりとした酸味がアクセントになっていました。
レモンコルネは、レモンの甘酸っぱさが効いていてさわやかな余韻に後を引かれました。
次の季節のフルーツの装いにも期待が膨らみます。
どのパンもとてもおいしかったです!

本格派フランスパンを楽しみたい人も、曜日や季節のパンで冒険を楽しみたい人にもおすすめの「BAKERY ABE」。
帰省時やちょっとした手土産にも喜ばれること間違いなしです。藤が丘駅にお越しの際はぜひ、足を延ばしてみてくださいね♪

BAKERY ABE (ベーカリー アベ)
住所:神奈川県横浜市青葉区柿の木台3-20
アクセス:東急田園都市線「藤が丘駅」から徒歩約7分
TEL:045-532-8326
営業時間:7:30-パンがなくなり次第終了
定休日:月曜日・不定期火曜日休みあり
※Instagramにて営業日を投稿
駐車場:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。
ABOUT US
編集部
編集部
地域情報の発信をサポートしているローカルパワーエンジン編集部です。 「この街に住んでてよかった!」「この街に住んでみたい!」と感じてもらえる記事をご提供していきます!