今回は、青葉区しらとり台の閑静な丘の上にある、文治3年(1187年)に創建された歴史ある神社「神鳥前川(しとどまえかわ)神社」をご紹介します。
国道246号線そばの鎌倉時代から続く神社
神鳥前川神社があるのは、青葉区しらとり台の小高い丘の上。車だと、国道246号線「しらとり台」の交差点のすぐ近くに位置します。
電車の場合は、田園都市線田奈駅から徒歩約7分、青葉台駅からは徒歩約15分ほどで到着します。

緑豊かな木々に囲まれた鳥居の石段を上って境内へ。
境内は木々の緑が美しく、車通りの多い246号線が近いとは思えないほど静かで、訪れるだけで心静かにリフレッシュできます。
街の喧騒を離れて、日々の忙しさで疲れた心をリセットしたい人におすすめです。
この表参道の石段の他に、車が入れる裏参道の坂道もあります。駐車スペースは、表参道石段横に4台、裏参道に8台停められるので、車で行ってもとても便利ですよ。
御祭神は二組の夫婦神。
- 日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と弟橘比売命(オトタチバナヒメノミコト)
- 伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)
良縁成就、夫婦円満、子宝、仕事運、社運向上の御利益があるそうです。
夢のお告げ 神話から名づけられた「神鳥前川神社」

鳥居をくぐって石段を上りきると、龍の手水舎が。まずは手水舎で手を清めましょう。
凛々しい姿の龍の口から流れる水の音が、神社の神聖な雰囲気を引き締めています。

龍の手水舎の先に神社の拝殿と本殿があり、石畳の参道には2体の立派な狛犬が鎮座しています。とても凛々しいお顔ですね。

厳かな雰囲気の参道に、清々しい空気が流れている美しい神社です。
神鳥前川神社が創建されたのは1187年。鎌倉幕府の御家人稲毛三郎重成により建てられました。
重成は夢のお告げを受け、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)とその妃である弟橘比売命(オトタチバナヒメノミコト)を御祭神として祠を建て「白鳥前川神社」と名付けたと云われています。
「白鳥」とは、主祭神の日本武尊が逝去し神霊化されて白鳥になられたという言い伝えから。白鳥はいつしか「神鳥」と書くようになり、「シトド」(またはシトトリ)と読むようになったそうです。
「前川」は神社の真下を恩田川が流れていることから、弟橘比売命が、入水した故事に重ね合わせて名付けられたものなのだとか。
由来を知ることで、さらに神社への親しみが増してきますね。

参拝後、おみくじを引いてみたら、大吉が出てとてもうれしかったです。
本殿にお参りしたあとは赤い連鳥居を歩いてみよう

本殿の裏手には、美しい30基の赤い連鳥居がずらりと並んでいます。この鳥居は、七五三など記念写真を撮影する人気のスポットです。
赤い連鳥居の先には、伏見稲荷神社、八坂神社、仙元社が祀られています。

八坂神社は、素箋鳴尊(スサノオノミコト)をご祭神とし、病気平癒の神様として信仰されています。
伏見稲荷神社は、宇迦魂神(ウカノミタマノカミ)を祀り、商売繁盛・五穀豊穣の御神徳があります。

仙元社は、霊峰富士の神様 木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)をお祀りし、安産の御神徳があるそうです。
守護犬(まもりいぬ)、子産石(こうみいし)もお祀りされ、子どもを授かりたい方や、安産祈願の参拝者が多く訪れています。
京都や富士山へ行かなくても、ここで参拝できるのはとてもありがたいことですね。
この秋おススメの行事 「奉納 石見神楽(いわみかぐら)」

神鳥前川神社では年間を通してさまざまな行事がおこなわれています。
10月には、「石見神楽」があるそうです!
石見神楽とは、島根県西部(旧国名・石見)に伝わる伝統芸能で、豪華な舞手の衣装や、調子のよい神楽囃子が神代の時代の物語に色を添えて紡がれるそうです。
私もぜひ観覧に行こうと思っています♪
御神木から吹き抜ける風を感じて

御神木の横に休憩所があり、参拝後に座ると、小高い丘に流れる風が心地よく、とても癒されます。この日もご家族で参拝に訪れた方が休んでおられました。
今も昔も、人々が同じように参拝し、木々を見つめて風を感じていたのかなと思うと、時空を超えたような清々しい気持ちになれますよ。
古くから地元の人々に親しまれる“青葉の杜”「神鳥前川神社」。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
神鳥前川神社(しとどまえかわ)
住所:神奈川県横浜市青葉区しらとり台61-12
アクセス:田園都市線 田奈駅徒歩約7分 / 青葉台駅徒歩約15分
TEL:045-983-0707
受付時間:9:00-16:00 (御守授与17:00まで)
定休日:年中無休
駐車場:あり(表参道4台 裏参道8台 境内上6台)














